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2005年03月13日

知恩院ライブ報告

「さっむ〜」
口を開くとそれしかでてこないような寒波に見舞われた、京都知恩院。

前日、名古屋の熱田でのインストアライブを終えて、帰り道、フロントガラスに迫りくる雪のウズに
「あしただいじょーぶっすかね〜」と不安がる某べーシストの発言に一気にブルーになる某ボーカリスト。
ぽつりと一言「楽しみにしてたんすけどね〜・・・」
明日はもっと冷え込みそうだという情報をありがたくいただき、全員無事帰宅。

知恩院LIVE当日、やはり予想どおりの冷え込みにメンバーは各自「貼るカイロ」を背中にしのばせ、
(最多カイロはボーカル氏4枚)集合。
なにしろ国宝ということで、火気厳禁らしく、ステージ横の簡易テントもストーブもなにもない。
一同絶句・・・。
リハーサルまでのあいだ別棟の控え室に逃げ込み暖をとる。
「一度あったかい部屋に入ってしまうと出たくないよな〜」と全員が思いながらも
意を決してステージに向かうが、足取りは重い・・・・。

リハーサルは17:00から17:45の間。
雪が横から前から、これでもかと降り続く中、各自セッティングを済ませつつ単音チェックからリハに入る。
1曲1曲モニターバランスをチェックしながら演奏予定曲を入念に繰り返し繰り返しあたっていく。
寒さのためギターのチューニングがなかなか定まらない。
もちろん演奏するメンバーの手は極限状態で、氷を握って演奏しているかのよう(らしい)。
そんな状況の中でも持ち時間をフルに使ってのリハーサルに今日のライブにかけるメンバーの意気込みを感じる。

やがてリハーサルも無事終了。

18:30すぎ。立命館の方々のジャズダンスが終わるといよいよシカプーの出番。
雪は上がった。
リハの時間から小1時間ほどのあいだにあたりはすっかり夜の様相。
道の両脇にたくさんの灯籠が点燈。

しかし!舞台の転換中大トラブル発生!!
やはりただでは済まないのがLIVEです。
これまで幾多のインストアLIVEを乗り越えてきた花沢氏愛用のキーボードが起動しない・・・
ディスプレイには「system error!!」
「キーボードなしでどう表現する???」
「無理だよな・・・」
「終わった・・・」
数分間に及ぶ電源ON/OFFの繰り返しの間、後ろ向きな考えが次々と出てくること出てくること。
粘りに粘ってようやく音色の表示が出る。
「助かった!!」「LIVEができる!!」
この数分間がなんと長く感じたことか・・・。ようやくLIVEがスタート。

1曲目は「Baby my Jenny」大丈夫だ。いける!
ライトアップされた知恩院山門が悠久の歴史を感じさせると同時に、迫力でせまってくる。
(山門前の「男坂」はあの「ラストサムライ」の撮影がおこなわれた場所でもあるらしい)
例によって噛み噛みのMCも今日は寒さによる思考能力の低下も手伝って、さらに磨きのかかった噛み具合である。
(本人たちに自覚症状あり)
2曲目の「Listen to my heart」をはさんで、この日のメインソング「京の小雪路」だいぶ気持ちが入っているのが感じられる。
冬の京都をイメージした曲なだけに、このシュチュエーションにはばっちりハマる。
ラストは「ネガポジ」でしめて、1stステージは終了。

20:00からの2ndステージは「Merry-Go-Round」で幕開け、「Listen〜」「小雪路」「ネガポジ」を演奏。
メンバーいわく「2ndステージのほうがさらに(寒さ)厳しかったです〜」ということだったが、両ステージともお客さんはいっぱいで入場が規制されるほどたくさんの人に「知恩院シカプー」を感じていただけた様子でした。

そんなこんなで無事にLIVEも終了。
今日一日、メンバー、スタッフ全員で「さっむ〜」をいったい何発発したのかな〜と考えながら、
「来年もやりて〜な〜」「もう少しあったかい時に・・・」と思ったのでした。

TEXT by 香港チャウチャ

投稿者 chicagopoodle : 2005年03月13日 12:30